実は男性よりも女性に多いといわれている腰痛ですが、それには女性特有の原因があるようです。ここでは男性の腰痛とは少し違う、女性特有の腰痛の原因と習慣について紹介します。
女性特有の原因
• 筋力不足による腰痛
女性は男性ホルモンであるテストステロンが少ないため、鍛えても筋肉がつきにくい体質です。背骨周りの筋肉も少ないので腰椎を支える力も弱まって椎間板などに負担がかかりやすく、腰痛の原因になるといえます。
• 冷え性による腰痛
女性は筋肉量の少なさに加え、月経があることで熱を運ぶ血液の流れが悪くなり冷えがおこりやすくなります。身体が冷えてしまうと、栄養素や酸素の供給が鈍くなり、疲労物質が溜まり腰痛を引き起こすといえます。
• 妊娠に伴う腰痛
妊娠によって体重が増えることにより、腰への負担が大きくなります。また妊娠中には子宮が大きくなることで内臓を圧迫し、周辺臓器に異常がおき腰痛につながることがあります。
• ハイヒールなどの無理な体勢
かかとの高い靴はバランスを取ろうと腰を反り返り、こうした無理な体勢が腰に緊張を与えます。この状態が続くと腰に負担がかかり、腰痛を引き起こす原因になります。
• 女性ホルモンの変化や女性疾患
生理痛や生理不順はホルモンバランスが安定せず自律神経が崩しやすくなり、頭痛や腹痛、腰痛の原因となります。更年期障害は女性ホルモンが低下していく時期で、頭痛や肩こり、めまいや気分の落ち込みなど症状は様々です。また女性だけにある子宮は、女性疾患とも呼ばれる子宮の病気が発症すると腰痛を伴うといわれています。
腰痛を和らげるために
ヨガやストレッチなどの適度な運動をし、筋肉量を高めることが大切です。冷えは腰痛の敵ともいえます。なるべく身体を冷やさず、腰周りや下腹部を温めて血液の流れを促しましょう。精神的なストレスも腰痛には大きく関わるといわれています。ストレスを溜めずにリラックスすることを心がけましょう。また、腰痛には鍼灸治療もおすすめです。プロによる鍼灸治療で、血と気の調整を行うのも一つの方法でしょう。
腰痛でお悩みであれば、世田谷区経堂にある鍼灸ひがしをご利用ください。お客様に合った施術方法を提案致します。女性特有の身体のお悩みも、お気軽に鍼灸ひがしまでご相談ください。