偏頭痛を抑えるために薬を使う方もいらっしゃるでしょう。薬は副作用の心配がありますし、できるだけ薬に頼りたくないという方もいらっしゃると思います。
薬に頼らずに偏頭痛を和らげる方法をいくつかご紹介します。
外出を控え暗い部屋で休む
偏頭痛は、光に敏感になってしまう羞明という症状が見られます。羞明によって光に対して敏感になると、痛みを強く感じてしまいます。日光や街灯などの光だけでなく、騒音や臭いなど刺激に感じることがあり、それらが要因となって、偏頭痛がひどくなる可能性もあるので、偏頭痛がある場合は不要な外出は避けるようにして、光を遮った暗い部屋で休むのがベストです。外出をしなくてはいけない場合は、強い光や人混みを避けるようにしましょう。
痛みがあるところを冷やす
偏頭痛は血管が拡張し、同時に炎症を起こすことで痛みが発生します。痛みを感じるところや首の後を冷やすことによって、拡張した血管を縮め、炎症による痛みを和らげます。氷のうや冷たいタオルなどを使って、痛みがあるところや首の後ろを冷やしましょう。身体が温まると血管が拡張してしまうので、偏頭痛の前兆を感じたら、暑いお風呂やサウナを避けることをおすすめします。また、偏頭痛と症状が似ている緊張型頭痛は温めることが正しい対処方法になるので、注意が必要です。
ツボを刺激する
偏頭痛に効くツボはいくつかあり、そのひとつが完骨です。完骨は、耳の後ろ側にある骨の膨らみを指1本分下がったところにあります。このツボを刺激する時は、完骨に指の自重をかけて指を押し込んで、揉み上げるように押します。また、完骨の下には天容というツボがあり、顎の骨のL字状になっている下の部分に位置します。指で天容を挟んで、力を入れずにゆっくり揉むのがポイントです。この2つのツボだけでなく、頭のてっぺん辺りにある百会は、偏頭痛だけでなくどのタイプの頭痛にも対応するツボです。このツボを刺激する時は、指の腹で下方向に百会を押すようにしましょう。
世田谷区経堂にある鍼灸ひがしでは、根本から原因を見つけ健康作りに役立つ鍼灸治療を行っている鍼灸院です。世田谷区にお住いで、薬を使わずに偏頭痛を和らげたいという方は、鍼灸ひがしに足をお運びください。頭痛だけでなく肩こり、腰痛、女性疾患にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。