腰痛や肩こり、頭痛で悩んでいる方は多くいらっしゃいます。冷えは万病の元といわれるほど、身体の不調の多くは冷えからくるといわれており、腰痛や肩こり、頭痛も冷えが原因の一つといえるでしょう。ここでは冷えにくい身体を作るためのコツを紹介します。
冷えの原因と日常習慣
血流が悪くなると身体の保温を保つためのエネルギーが循環しにくくなり、冷えにつながります。冷えの原因は偏食やダイエットによる食生活の乱れ、ストレスや自律神経の乱れ、運動不足などが考えられます。
冷えない身体を作るためには適度な運動、正しい食生活、正しい生活リズムが基本となるでしょう。冷えを感じる方は日常習慣に、一日10分ほどの足湯や、42~43℃程度の熱めのお湯に繰り返し入浴して身体の芯まで温まる「高温反復浴」を取り入れてみてください。また、血流を圧迫するような身体を締めつける服は避けてゆったりしたものを着る、夏場の冷房対策のために靴下を履くことも大切です。そして、エレベーターではなく階段を使う、一駅分は歩いて帰宅するなど、日頃から歩くことを心がけるのもおすすめです。
また、タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させる働きがあり、血液の流れが滞ってしまいます。冷え性の方は悪化する恐れがあるため、喫煙は控えた方がよいでしょう。
身体が冷えにくいものをたべよう
極端なダイエット、冷たいものや甘いものの過剰摂取は内臓を冷やしてしまいます。内臓の冷えは分かりにくいため、日頃から身体が冷えない食べ物を選ぶようにしましょう。身体を温める食材として生姜が代表的ですが、寒い所で採れる野菜も身体を温める食べ物として最適です。また朝ごはんは、身体のリズムを整え自律神経を整える役割もあります。朝ごはんは温かいものやエネルギーとなるタンパク質を摂り、身体を温めましょう。また朝起きたらすぐに白湯を飲むこともおすすめします。朝は体温が最も低いため、白湯を飲むことで身体が温めることが大切です。
冷えにきくストレッチやお灸
運動不足は血液を送る筋力を刺激しないため、筋力が低下し血流が悪くなると考えられます。軽く汗をかく運動が日常習慣としてあると、体温調節機能が改善されるでしょう。ただ毎日の運動が難しい場合、ストレッチも一つの方法です。デスクワークでも手首や足首を回すことで筋力を刺激することが期待できます。
また、冷えには自然治癒力に働きかける鍼灸もおすすめです。鍼灸院では気を動かす鍼と、血を動かすお灸とされ、プロの施術師がツボの状態を見て施術します。プロに状況を確認してもらい任せることもおすすめの方法です。
女性に多い冷え性や女性疾患でお悩みの方は、鍼灸ひがしにお気軽にご相談ください。鍼灸院で全身治療をすることにより、免疫力や自然治癒力など人間が本来持っている力にアプローチをかけていきます。世田谷区周辺で鍼灸院をお探しでしたら鍼灸ひがしをご利用ください。